fumikaのドレスは、お一人おひとりとの対話から生まれます。
お持ちの着物に宿る記憶や願い、纏いたいシーンの空気感をすくいとりながら、世界にただ一つの装いを丁寧に仕立てていきます。
① ご相談(オンラインまたは対面)
まずは、着用予定のシーンやご希望の雰囲気など、自由にお聞かせください。お手持ちの着物がある場合は、その背景や思い出もぜひお話しください。まだ着物をお持ちでない場合は、fumikaの古布アーカイブからご提案も可能です。
・どんな場で着たいか(結婚式・舞台・パーティ・記念撮影など)
・ドレスのイメージ(クラシック/モダン/和洋ミックス など)
・身体の特徴やお悩み(ラインの出し方など)
ヒアリング内容をもとに、着物の特性を活かしたドレスのデザインをご提案します。
草木染めや刺繍の美しさ、絹の風合いなどをどう引き出すか
ご要望と布の持つ表情を見ながら、一緒に方向性を決めていきます。
・シルエットの方向性(Aライン/マーメイド/和ドレスなど)
・生地の配置や柄の見せ方
・必要に応じた裏地・補強などの仕様
身体に合わせたドレスの型紙(パターン)を作成します。
採寸は、対面またはご自宅でのセルフ採寸も可能です。動きやすさ、ラインの美しさ、着心地を大切に調整していきます。
デザインや体型に応じて、仮縫い(トワル)のご試着をおすすめする場合があります。
〈仮縫いは仮の布で行います〉
仮縫いでは、シルエットや丈感、ラインの出し方など細部を調整できます。
▶︎ 仮縫いありの場合、納期は+2〜3週間となることがあります。
すべての確認が済んだら、本縫いに入ります。
職人が一針ずつ丁寧に、着物の力を現代のかたちへと縫い直していきます。
裏地に着物の裏地をそのまま活かすなど、fumikaならではの「布の記憶をまとう」仕様もご希望に応じてお入れします。
完成したドレスは、着用前に一度ご確認いただき、配送または直接お渡しさせていただきます。
※使用される着物の状態やお仕立ての内容により、お時間をいただく場合があります。
※お急ぎの際は、できる限りご相談に応じます。