「ただいま」と言える場所
先日、家族と赤坂の高知料理屋で
食事をしました。
今は東京の別々の場所で暮らしていて
昔のように会話をすることも少なくなりました。
思春期には、理由もわからず苦しくて、
両親にきつくあたってしまったこともあったけれど
今では、自分の道を見つけ、
服づくりを通して生き生きしている私を見て、
「生きていてくれてよかった」と言ってくれる。
父は言いました。
「失敗しても、お家に帰っておいで」と。
「好きなことをしていい」と。
その言葉の重みは、
過去の私では受け取れなかったものかもしれません。
あたたかさは、遠回りしても、
ちゃんと胸に届くのだと知りました。