大阪・天満を訪れました。
高級なお店の空気は少し苦手だけれど、
雑多な居酒屋には、
なんだか安心する空気があります。
そこには、大きな夢も、
特別なドラマもないけれど、
それぞれが小さな世界を生きていて、
それぞれが大切なものを守るために働いている。
静かに交わされる言葉、酔った笑い声、
丁寧に焼かれる一皿一皿のあたたかさ。
国が違っても、土地が違っても、
最後に人を動かすのは
「思い」なのだと感じました。
たとえ派手な日常ではなくても、
私にとっては、そんな小さな時間こそが、
生きているという実感をくれるのです。