デザイナーとしての私は、鹿児島の知覧を訪れました。
戦時中、特攻隊として送り出された
若者たちが遺した手紙や遺影を目にして、
現実と思えないほどの静かな衝撃に包まれました。
ひとりの命が向かった場所。
そこには、どんな言葉でも追いつけない
「想い」が残っていました。
時代がどれだけ変わっても、
大切なものは変わらない。
「人の思い」こそが、
いつの時代にも問い続けるべきものなのだと、
あらためて深く胸に刻まれました。
ふみの便り
デザイナーとしての私は、鹿児島の知覧を訪れました。
戦時中、特攻隊として送り出された
若者たちが遺した手紙や遺影を目にして、
現実と思えないほどの静かな衝撃に包まれました。
ひとりの命が向かった場所。
そこには、どんな言葉でも追いつけない
「想い」が残っていました。
時代がどれだけ変わっても、
大切なものは変わらない。
「人の思い」こそが、
いつの時代にも問い続けるべきものなのだと、
あらためて深く胸に刻まれました。
私たちの服は、時に「日記」のような存在です。
記憶や心情や小さな問いが、一着のなかに織り込まれている。
この「ふみの便り」は、その背景にある思索や感情の痕跡を、
そっと言葉にして残しておく場所です。
静かに、でも確かに。
まとう人の人生に寄り添う服であるために。
fumikaはこれからも、日々を見つめ、言葉を綴っていきます。
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